ガンガラーマ寺院の一押し展示品

コロンボで一番大きなガンガラーマ寺院の一押し展示品。
左の写真は、シギリヤロックの壁画に書かれているシギリヤレディーを思わせるスリランカ女性の彫像。膨よかな胸と曲線美が特徴的です。この彫像の起源を調査しましたが、判りませんでした。知ってる人がいたら教えてください。
右の写真は、稲で作られた龍でしょうか。横の陶磁器と並んで、中国文化を感じさせます。多くの展示品が飾られているガンガラーマ寺院で、特に気になった二品を紹介いたしました。
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コロンボ最大の寺院、ガンガラーマ寺院

現代とアジア各国の文化が融合した建築様式が特徴のコロンボ市内で一番大きな寺院です。2月の満月祭(ポヤデー)には 盛大な式典が開催され るそうです。

寺院内にはアジア各国、様々な彫刻が展示されています。

舎利塔(右上の写真)には、釈迦の髪が祀られています。また入口近くには関羽像(左下の写真)置かれていました。

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シーマ・マラカヤ寺院

シーマ・マラカヤ寺院は、コロンボのベイラ湖上に建っています。スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワによって1977年に設計・建設されました。
デザイナーとして知られているジェフリー・バワが手掛ける建築は、ほとんどがホテルです。仏教寺院は珍しため、スリランカの人気観光スポットになっています。
また東日本大震災の時、ここシーラ・マラカヤ寺院では、日本のために祈りの会を行い被災者への祈りと復興の願いをしてくれてたそうです。


寺院の片隅(左上の写真)に盆栽が。。。
私の好きなガネーシャが、ここにもいました。しかもピングのガネーシャです(右上の写真)。
涅槃像(右下の写真)。足が揃っているのが涅槃像だそうです。足が揃ってない場合は、休んでいるだけだそうです。スリランカで初めて聞きました。
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仏教の聖地キャンディの佛歯寺

仏教の聖地で世界遺産のキャンディにある、ダラダー・マーリガーワ寺院。通称「佛歯寺」と呼ばれ、釈迦の犬歯が祀られています。
「大涅槃経」によれば、釈迦の死後、歯は遺骨と同様にインド各地に分割されました。年代記の『チューラワンサ』では、スリランカにはスリー・メーガワンナ王(301-328)の時代にカリンガ国(東インドのオリッサ)からブラーマンの女性が右の犬歯を持ってきたとされ、王権の権威を保証する証となりました。
王都が移動するたびごとに仏歯も移動して、現在はこの 佛歯寺 に納められています。仏歯は仏陀の聖遺物の仏舎利として崇拝されると共に、強い力を持つものとして祀られてきました。
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岩修道院、ガル・ヴィハーラ。

大きな岩をくり貫いて作られた 「岩修道院」 です。もともとは、ウッタララーマという名前の「北部の修道院」がありましたが、 パラクラマバフ王(1153-86)によって作り変えられました。

写真では判り難いですが、上の写真のような岩をくり貫いて作られてそうです。下の写真はイモリです。まるまる太ってます。
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謎の建築物、サトゥマハル・プラサーダ。

古都ポロンナルワにある、ひときわ高い7階建ての建築物。タイのランパーンにある寺院「ワット・ククット」にある仏塔に似ており、タイから来た建築士が建てたものだと伝えられていますが、この建造物が何に使用されていたのかは未だに不明とのこと。かつて、ポロンナルワは上座部仏教の聖地とされ、スリランカ国内はもとより、タイやビルマからも多くの僧が訪れたそうです。
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円形の仏塔、 ワタダーゲ。

スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏塔。ポロンナルワにシンハラ王朝
(11世紀から13世紀) の都が置かれる以前(7世紀)の建物です。円形の仏塔で、かつては屋根がありましたが、現在は基部の壁面が残っています。
それぞれの入口には左右に悪霊を遠ざけるためのガードストーン(左下、真ん中下)が並び、歓迎の意を表す半円型のムーンストーン(右下)があります。かって、人々はムーンストーンの上で足を清めたのだそうです。
ここは、 シンハラ王朝時代、釈迦の歯を祭った仏歯寺でした。
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世界遺産、ダンブッラ黄金寺院。

ダンブッラ黄金寺院は石窟寺院として有名です。黄金寺院の周辺に確認されているだけで80以上の洞窟があります。


有名な洞窟が5つであり、153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られています。

ダンブッラ黄金寺院は、紀元前3世紀にはスリランカで大規模でかつ重要な僧院となっていました。僧院を寺院へとして転換したのは紀元前1世紀の王ワッタガーマニー・アバヤ(シンハラ朝第19代国王)です。彼はタミル人の手によって、アヌラーダプラから追放され、ダンブッラで保護されますたが、その15年後にアヌラーダプラに帰還しました。その感謝の念から、僧院を寺院へと発展させました。
その後も多くの増築が施され、スリランカを代表する仏教寺院の地位を確立していきます。ポロンナルワの王統で最後の王であるニッサンカ・マッラは寺院を金箔で飾りました。
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ダンブッラ黄金寺院の入口

スリランカのダンブッラ黄金寺院の入口です。
ダンブッラ黄金寺院は、ダンブッラロックと言われる大きな岩の上に建っています。 左上写真の階段を登った頂上にダンブッラ黄金寺院の入口(右上)があります。下の二枚は頂上で撮った写真です。
ダンブッラ黄金寺院は世界遺産に登録されています。

ダンブッラ黄金寺院の外観。ダンブッラ ロックをくり貫いて寺院が建てられています。
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