1808年5月2日:エジプト人親衛隊との戦闘



近代絵画の創始者の一人として知られるスペインの巨匠、フランシスコ・デ・ゴヤの作品です。
ゴヤは、ディエゴ・ベラスケスとともにスペイン最大の画家と言われます。
ゴアは感受性や主観に重きをおいたロマン主義の作品を多く描きました。
それでは具体的に見て行きましょう。
右奥へと逃れるフランス軍の騎兵隊に対して、前方に立ちはだかり、背後から迫る群衆の勢い。画中に美の規範や均衡は無く、逆に中心はなく、その無秩序故に騒乱の臨場感が高まっています。
無名の民衆を主人公にした近代的な絵画です。
マドリードのプラド美術館所蔵。
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