サンタ・マリーア・マッジョーレ大聖堂

教皇が建築させたローマの四大バシリカ(古代ローマ様式の聖堂)の一つ。古代キュベレ神の神殿があった場所に築かれ、数回にわたる改修と1348年の地震に伴う崩壊の危機を乗り越え、ローマのバシリカ様式の聖堂では唯一原構造を残している貴重な建築物です。
サンタ・マリーア・マッジョーレ大聖堂とは、「偉大なる聖母マリアにささげられた聖堂」という意味だそうです。
因みに、四大バシリカとは、このサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・ピエトロ大聖堂、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の四つです。


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エレオノーラ・ディ・トレドと子息の肖像

「エレオノーラ・ディ・トレドの肖像」はマニエリスム(※1)を代表する大画家アーニョロ・ブロンズィーノによって1545年ごろに制作された油彩画で、 アーニョロ・ ブロンズィーノの代表作と言われています。
この作品に描かれるているのはナポリ総督の娘で、名家メディチ家のコジモ一世の妻でもあるエレオノーラ・ディ・トレドとその息子ジョヴァンニです
(別の息子フランチェスコという説もあります)。
怪しく冷艶な雰囲気を漂わせる アーニョロ・ ブロンズィーノ独特の表現と、白 々とした艶めかしい肌の質感による清逸な表情描写が高い評価を受けています。
※1:マニエリスムとはルネサンス後期の美術で、美術史の区分としては、盛期ルネサンスとバロックの合間にあたります。イタリア語の「マニエラ(手法・様式)」に由来する言葉で、盛期ルネサンス芸術の明快で調和の取れた表現とも、バロック芸術の動感あふれる表現とも異なった特有の表現として位置づけられいます「自然を凌駕する行動の芸術的手法」だそうです。
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イタリア最後の食事。

左上は、バンディタッチャ遺跡の帰り道で食べたサンドイッチ。
夕食は、今までの食事は「一品と飲み物のパターンが多い」「食事が質素」とのご指摘を受けて、意を決して、二品注文してみました(下)。右上はサラダのドレッシングです。
もうお腹一杯‼️ 
というところで、イタリア編終結です。次はフランスへ行きます。
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世界遺産、バンディタッチャ遺跡。

ネクロポリス(墓地)の遺跡です。
総面積は400 ha。全体で1200もの墓があり、地中海世界最大のネクロポリス。墓の作成された年代は紀元前9世紀のヴィッラノヴァ文化期から、紀元前3世紀の後期エトルリア時代だそうです。
バンディタッチャ遺跡からの帰り道、「もう歩くのしんどい。」と思い、破れかぶれでヒッチハイクを決行! 30分ぐらい続けるも誰も止まってくれませんでした。(*_*)
結局、計12km歩く事になりました。
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この鳥、知りませんか?

イタリア最終日は世界遺産「バンディタッチャ遺跡」へ行く事にしました。
マリーナ・ディ・チェルヴェーテリ駅へ鉄道で行き、そこから約6kmの場所にあります。
駅からはバスがあると期待して行ったのですが、見当たらず、徒歩で行く事にしました(左上)。
途中、迷子の小鳥ちゃんを探している張り紙を見たので、パチリ📷(右上)
皆さん、この鳥を見かけたら連絡してあげてください。
下の写真は、バンディタッチャの遺跡を展示している美術館です。
朝、ホテルの支払い問題解決。
7年働いている従業員も非を認めてくれた。良かった。

サンタルチア。

イタリアの民謡である「サンタルチア」でも知られている、ナポリの観光名所です(左上)。
その他、ナポリの風景です。
ローマに戻りホテルにチェックイン。
ローマのホテルの支払いは、EXPEDIA支払いとしたのにホテルでも宿泊費を請求されました。反論を試みますが「私は7年もこのホテルで働いてるので、間違いありません」と取り合ってくれません。
EXPEDIAへメール問合せ中。どうなることか。
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ナポリの卵城。

ナポリに5つある城の中で、一番古い城。ここは古代、メガリスと呼ばれた小島で、古代ローマの貴族の別荘の廃墟に、5世紀ごろ修道士が住みつき教会として使っていた場所だそうです。
卵城という名前の由来は、古代ローマの詩人ヴェルギリウスが、城の地下に卵を埋め、「卵が割れた時、ナポリに災いがもたらされる」と魔法をかけた、という伝説から来ています。

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