カナル・グランデのレガッタ



18世紀イタリアを代表する稀代の景観画家と言われる、カナレットの作品です。
カナレットの作品は、大気性を感じさせる開放的な景観表現とそれを支える幾何学的な遠近法、輝きを帯びた繊細な色彩、そして、絶妙に対比された明暗と光の描写が特徴です。
それでは具体的に観て行きましょう。
遠近法を駆使して整然と描き出された眺望は、写真のような正確さです。明るい陽光の下、広々とした大運河を舞台にレガッタ(ゴンドラでのレース)が繰り広げられ、賑やかな祝祭的雰囲気が伝わってくる作品です。
ロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵。
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