手袋の男

ティツィアーノは、表情の中に心理的な力を読み取ることができるような肖像画を世の中で、はじめて生み出した画家です。
この作品では背景および薄暗い色の衣服と、白いブラウスによって際立てられた明るい肌色との対比によってモデルの個性を表現し、控えめな気品が漂うこの青年の力強いと同時に憂鬱げな複雑な感覚を連想させる容貌、そして両手へと関心を集中させることに成功しています。写真のように人間のリアルティを感じさせる作品です。
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田園の奏楽

ヴェネツィア派の大画家ティツィアーノ初期に属される代表的な作品のひとつです。 兄弟子のジョルジョーネが制作途中で死去した為、ティツィアーノが引継ぎ、完成させました。
田園を見下ろす丘に男性二人と女性二人がいます。水を汲む女性の「水」、笛は「息」つまり「空気」の隠喩、男の赤い衣は「火」、褐色は「土」を意味しており、世界を構成する四元素が音楽を奏でています。音楽を世界調和の表現と見た古代思想や世界を四元素の調和とみた新プラトン主義を感じさせます。
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4+

プロヴァンの教会と城

サント クロワ(聖十字)教会(上2枚)
名前はシャンパーニュ伯チボー4世がエルサレムから本物の(イエスが架けられた)十字架の欠片を持ち帰ったとされることに由来し作られたそうです。
サン キリヤース教会(左下3枚)
12世紀にジャンパーニュ伯の命で建造が始まりますが、フィリップ4世の時代にイングランドとの戦いで戦費が嵩み建設が中断。天井ドームは17世紀に完成したものです。
セザールの塔(右下2枚)
1152年から1181年の間に立てられたこの塔。防御上はそんなに強固ではなく、軍事拠点としてよりも、むしろ監獄として使われたそうです。
敷石の上にあり、四角い土台の上に多角柱のドンジョン(城塞の中心塔)が載っています。
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