バベルの塔 ピーテル・ブリューゲル

ウィーンの美術史美術館から。1563年に描かれた、ブリューゲルの代表作。ブリューゲルが描いた『バベルの塔』は2種類あり、絵のサイズから「大バベル」「小バベル」と言われています。これは「大バベル」の方です。「小バベル」はロッテルダムのボイマンス=ファン・ブーニンゲン美術館にあります。
バヘルの塔は、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。神話とする説が支配的だが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡と関連づけた説もある。実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に「バベルの塔」と言います。
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リマを代表する博物館。 ー ラファエル・ラルコ・エレーラ博物館 ー

リマを代表する博物館。7世紀のプレ・インカのピラミッド遺跡の上に建てられたモチェ文化の土器を中心に数万点が所蔵されています。
タクシーで博物館へ行ったのですが、なかなか博物館に到着しません。違う博物館の前で一回止まって、違うと判って、再度、博物館を探し始めたのですが、見つからず、再度、同じ博物館前に止まり降ろそうとされました。なんていい加減な運ちゃんなんだろう。

雨が映える、ナショナルギャラリー。

にわか雨。地面も濡れ空模様も怪しいですよね。今回の旅行は結構、雨に降られてます。ナショナルギャラリーは、1824年に設立され、13世紀半ばから1900年までの作品2,300点以上を所蔵しています。コレクションの基礎が王室や貴族のコレクションの由来ではないという点で、ヨーロッパでもあまり例のない美術館です。コレクションの基礎となったのは、保険ブローカーで美術後援家だったジョン・ジュリアス・アンガースタイン が収集していた38点の絵画で、初期のコレクションは個人からの寄付によって、チャールズ・ロック・イーストレイク をはじめ、その当時の館長たちが購入したものが3分の2を占めていました。
ここも入場料は無料です。
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無料で入館出来るのが嬉しい、大英博物館。

世界的に有名な博物館なのに無料で入館出来るのが嬉しいです。
下の写真は有名なロゼッタストーンです。
大英博物館は、世界最大の博物館の一つで、古今東西の美術品や書籍や略奪品など約800万点が収蔵されています(うち常設展示されているのは約15万点)。
ロゼッタ・ストーンは、エジプトのロゼッタで1799年に発見された石版で、紀元前196年にプトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部でした。縦114.4cm、横72.3cm、厚27.9cm、重量760kg。
碑文は三つの文字、古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字で記述されています。細かい違いはあるが、本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著されており、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンもしくは物理学者のトマス・ヤングによって解読されました。これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳されるきっかけとなりました。

7世紀のオランダ絵画が充実している、アムステルダム国立美術館。

1800年にオランダ総督ルブランがハーグで開いた展覧会が基礎となっている美術館。当時はナショナル・アート・ギャラリーと呼ばれていましたが、1808年にナポレオン1世の命によりアムステルダムに移転、1885年に現在の場所に移動しました。
17世紀のオランダ絵画が充実している事で有名。

ゴッホの作品を中心に展示している国立美術館。 ー ゴッホ美術館 ー

ゴッホの作品を中心に展示している国立美術館。同時代のポール・ゴーギャン、ロートレックらの作品、ゴッホが傾倒していた日本の浮世絵、盛んに模写をしたミレーなども展示されています。
ゴッホ作品の真贋鑑定も行っており、日本にある作品では、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館所蔵の「ひまわり」やウッドワン美術館の「農婦」について真作である旨の鑑定をしています。

フィンランド三大美術館のひとつ。 - アテネウム美術館 ー

ヘルシンキ現代美術館やシネブリュコフ美術館と並び、フィンランドを代表する美術館の一つ。建築家テオドル・ホイエルにより設計され1887年に完成。国定文化遺産建築に指定されています。
訪問時は、特集で日本展示が行われていて、全体の1/3のスペースを使って、浮世絵等が展示されてました。

中国三大博物館の一つ。 ー 上海博物館 ー

北京の故宮博物館、南京博物館とともに中国三大博物館の一つに数えられる博物館です。
1952年に旧租界の競馬場跡地に上海市立博物館が建設され、その後数回の移転が繰り返した後、最終的に1993年、人民広場に移転が決定し、総延べ床面積39600m²の博物館が1996年に完成、同年10月12日に移転、一般公開されました。
ここの青銅器、陶磁器、書画のコレクションが凄い!

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