質素な食卓 パブロ・ピカソ

19世紀スペインのキュビスムの創始者、パブロ・ピカソの青の時代の作品です。
ピカソの制作した中で最も有名な版画と言われています。
それでは観て行きましょう。
夫婦と思われる痩せ細った男性と、くたびれたような表情の女性が、ワインボトルと少量のパンのみあるテーブルに並んで肩を座っています。
この作品はピカソが版画家としてのキャリアを築きはじめたばかりの頃に描かれたもので、当時のピカソのテーマである落胆と孤独がよく表れています。
宮城県美術館所蔵
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