夜明けのセーヌ シャルル・アングラン

フランスの新印象派画家、シャルル・アングランの作品です。
アングランは、スーラに影響を受け、点描と色彩分割手法で多くの絵画を描きました。
特に点描で、原色の組み合わせではなく、より中間色を使った描写がアングランの特徴です。
それでは具体的に観て行きましょう。
アングランは、非常に細かい点描を用いてセーヌ川を描き、全てがシルエットによって表現されています。遠くにはセーヌ湖畔の工場の煙突が見え、人物の乗った一艘の小舟からは孤独感が感じられます。
ジュネーブのプティ・パレ市立美術館所蔵。
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