地球3周動画(エジプト編)

世界の都市を1分で散歩しよう!
「エジプト編」

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ナイル川

エジプト文明を育んだナイル川。世界3大河川にも数えられます。世界3大河川は、南アメリカ大陸のアマゾン川、北アメリカ大陸のミシシッピ川、そして、アフリカ大陸のナイル川です。
ナイル川の長さは6,650kmもあり世界最長。流域面積はアマゾン川、ミシシッピ川、ナイル川の順でナイル川(2,870,000km2)は世界第3位です。
古代エジプト人にとって地は平面で、世界はナイル川によって分断された二つの大地と、海によって構成されると考えられていました。
地の底には冥界があって、太陽は夜の間に冥界を通り、再び東から地上に現れると考えられていました。
下写真は、少し判り難いですが、夜のナイル川です。
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エジプトのビール

紀元前3000-4000年頃、エジプトでは、既にビールが作られていたそうで、「ビール発祥はエジプト」と言われています。古代エジプトでは、絵文字に「ビール」が描かれていたり、「ビール」が貨幣同然にも扱われていたりしたそうです。
エジプトで一番有名なビールは、写真の「ステラ」。日本のビールと比べると薄味なので、ゴクゴク飲めてしまいます。
ちなみに、キリスト教徒が住む地区では、大通りでもビールは売られていますが、イスラム教徒はお酒が禁じられているので、イスラム教徒が多く住む地域では、ほとんど売られていません。

バビロンの城

ローマ帝国時代に建設。ローマ軍はナイルデルタ地帯の先端地域を戦略的な要地として支配を続け、トラヤヌス帝(98-117年)及び、アルカディウス帝(395-408年)の時代に拡張、要塞化しました。
残念ながら砦は今世紀の初頭に廃墟となってしまいましたが、ローマ時代の軍事的建造物の中で最もよく保存されたものの一つです。


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アズハル・モスク

970年に創建されたモスク。エジプト国内で最も重要なモスクと言われます。
最初はシーア派のモスクでしたが,アイユーブ朝の成立によりスンニー派のモスクとなり、この頃からイスラーム最古のマドラサ(イスラームの教育機関)としての機能も備えるようになりました。そして、これが後にイスラム世界の教学の中心となり、今日のアズハル大学となりました。
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ムハンマド・アリ・モスク

ムハンマド・アリ・モスクは、オスマン帝国の支配下にあったエジプトの近代化の基礎を築いたムハンマド・アリにより1824年に建設がスタートし、1857年に完成しました。
大きなドームと、2本の高いミナレットが印象的な、典型的なオスマン帝国スタイルのモスクです。
中に入ると目を奪われるのが大きなシャンデリアで、その重さは、なんと1t!今は電気を使っていますが昔はすすが出ない油を使っていたそうです。
内外の装飾にふんだんにアラバスタ―(雪花石膏)を使っているのも特徴です。
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