カーネーションを持つ聖母 レオナルド・ダ・ヴィンチ

16世紀イタリアの画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの20代初期の作品です。
両側に2つの窓がある部屋で、聖母マリアがイエス・キリストを膝に乗せて座っています。聖母マリアは豪華な服とジュエリーで描かれ、左手で聖母マリアはカーネーションを持っています。赤のカーネーションは、十字架に磔れた我が子の姿を見た聖母マリアが流した涙から咲いた花といわれ、母性を象徴する花として知られています。
イエス・キリストは見上げており、聖母マリアは見下ろしていますが、お互いの視線は合っていません。全体が暗く描かれている中、聖母マリアとイエス・キリストには光が当てられ、明るく描くことで、母子を際立たせる手法がダ・ヴィンチらしい作品です。
ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク所蔵。
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