初聖体拝領 パブロ・ピカソ

19世紀スペインのキュビスムの創始者、パブロ・ピカソが14歳の時に描いた作品です。
幼い少女が祭壇の前にひざまずき、カトリック教徒として初聖体拝領を受けているシーンを、少女から大人の女性への変容として描いています。少女の真っ白なセレモニードレスと、祭壇の白い布と全体を照らしている、ろうそくの光とをリンクさせ、この場面を劇的に表現しています。
14歳にして、このような絵を描いたピカソは、やはり天才ですね!
ピカソは後に、このように語っています。
「私は15歳にて既にベラスケスのように描くことができた。そして子供のような絵を描くまでに80年もかかったのだ。」
バルセロナのピカソ美術館所蔵。
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ラス・メニーナス パブロ・ピカソ

19世紀スペインのキュビスムの創始者、パブロ・ピカソのキュビスム表現主義の時代(※1)の作品です。
本作は世界三大絵画のひとつと言われる、ベラスケスのラス・メニーナスを題材にして作成した、全58点の内の1点です。
因みに、世界三大絵画は、ラス・メニーナス、夜警、モナ・リザ、オルガス伯の埋葬の4点の内、3点を選んで世界三大絵画と言われることが多いです。
そして、夜警、モナ・リザ、オルガス伯の埋葬は、人により世界三大絵画から外されることがありますが、ラス・メニーナスは常に入っています。
そのベラスケスのラス・メニーナスの作品が下記です。
<ディエーゴ・ベラスケスのラス・メニーナス>

一方、ピカソのラス・メニーナスは、ベラスケスのラス・メニーナスに比べ、白黒のみの色使いで構成され、色彩の明暗にて光度を表現しています。
ピカソは「ベラスケスの作品を忘れて、人物の位置、光の表現方法を変えながら独自の画風で描く。そうすることで、自分自身の作品になる。」と話したと言われます。
バルセロナのピカソ美術館所蔵
※1:キュビスム表現主義の時代(1937年 – 1973年):ピカソがキュビスム作品を多く残した時代
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