黄色いキリスト

フランスのポスト印象派の画家、ポール・ゴーギャンの代表作です。
本作品は、絵画における象徴主義の重要な作品の一つと言われています。
それでは具体的に観て行きましょう。
黄色いキリスト像や敬虔な農婦らの姿、そして朱々と紅葉する木々、黄色く輝く丘などは太く明確な輪郭線によって個々が区別され、祈りをする女性達のみ陰影を付け強調されています。
背景はスクランブルの手法を使い空間の遠近を表していると同時に、秋をモチーフする黄色、赤、そして緑の色彩達を使用し、メインとなる黄色いキリスト像とお互いに共鳴しています。
クロワゾニスム(対象の質感、立体感、固有色などを否定し、輪郭線で囲んだ平坦な色面によって対象を構成する描写方法で、ポスト印象派の様式)で描かれた作品です。
ニューヨーク州のオルブライト=ノックス美術館所蔵。
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