アルルの病院の庭 ファン・ゴッホ

オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホの作品です。
本作は、いわゆる「耳切り事件」の後にゴッホが入院したアルルの病院の庭を描いたものです。この庭はゴッホのお気に入りでした。
それでは具体的に観て行きましょう。
庭の中央に小さな噴水があります。その周囲には美しい花壇が八方に広がっています。庭の情景をやや斜めの視点で捉えながら、画面手前の左右へ配される二本の木々と、その間の背の低い4本の植木が垂直を強調され、観る者の視線を画面の中央へと導きます。
さらに画面奥の病院施設の二段の廊下の壁面と複数の柱に用いられた色彩により、庭の花々の生命感を引き出させています。
スイスのオスカー・ラインハルト・コレクション所蔵。
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