ムーラン・ルージュにて アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック

19世紀のフランス画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの代表作です。
ロートレックは、自然の風景よりも、バー・競馬場・芸人・娼婦など、都会的なものを多く描きました。
それでは具体的に観て行きましょう。
本作に描かれるのは、豪華かつ個性的な内装や人気ダンサーの採用などで、モンマルトル随一のダンスホールとなっていた、ムーラン・ルージュの情景です。
作品の中で最も目を惹きつけるのは、画面右端に描かれている黒い衣服に身を包んだ女性の姿です。大胆に切り落とされた女性の顔が、人工的な緑色の光と影の不気味さと相まって、観る者に鮮烈な印象を与えます。
そして、画面全体を支配する享楽と退廃が混在する独特の雰囲気! これが、ロートレック作品の特徴です。
シカゴ美術研究所所蔵。
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3+

グランド・ジャット島の日曜日の午後 ジョルジュ・スーラ

新印象派の創始者で、点描という新たな様式を確立した19世紀末フランス画家、ジョルジュ・スーラの代表作のひとつです。個人的にも一番好きなスーラ作品です(^^)。
スーラは合理的で数学的なものへの情熱を絵画へ注ぎ、構図、色彩、光などの緻密な計算を基に絵画を描きました。
それでは具体的に観て行きましょう。
本作品は、パリ近郊のセーヌ川の中州で夏の一日を過ごす人々を描いています。
ここで用いられた点描法は、近くで見ると小さな色点の集積に過ぎませんが、離れて見ると隣り合った色同士が混ざり合って見えます。それはパレット上で、その2色を混ぜ合わせた場合よりもずっと明るく、みずみずしい作品となっています。
物の色彩には、光が直接当たる部分や陰になる部分、反射光や周囲の色の影響を受ける部分、対象の周囲に感じられる補色などがあります。スーラは、それらの色彩を可能なかぎり精細に分析し、それぞれに応じた量の色の点を粘り強く画面に並べ、完成させた作品です。
シカゴ美術研究所所蔵。
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2+

アメリカ三大美術館の1つ、シカゴ美術館。

ニューヨークのメトロポリタン美術館、ボストン市にあるボストン美術館とともにアメリカの三大美術館の1つに数えられる美術館です。
スーラの『グランド・ジャッド島の日曜日の午後』のある美術館。

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