酋長の未亡人

18世紀イギリスの画家、ジョセフ・ライトの作品です。ジョセフ・ライトは、光と闇の対比を強調する明暗法の扱いに優れ、ロウソクで題材を照らした作品が有名です。
さて、具体的に観て行きましょう。
偉大な酋長の死を惜しむかのような、稲妻走る空、噴煙を上げる火山が描かれています。しかし電雲につつまれた空も未亡人の背後だけは雲が切れて明るく輝き、
そのシルエットを浮かび上がらせています。光と闇の扱い方が素晴らしく、未亡人からは高貴な雰囲気が漂ってきます。
ダービー美術館所蔵。
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