トゥーロン港

18世紀のフランス風景画を代表する画家、ジョゼフ・ヴェルネの作品です。
ヴェルネは、光と大気の時間的変化に強い関心を持っており、光とその陰影を多様に表現することで、大気感を感じさせる風景画を多く描きました。
それでは具体的に観て行きましょう。
この作品は、フランスの海港を主題にした連作中の一点です。トゥーロンは南仏プロヴァンス地方に位置する地中海に面した都市です。
画面の4分の3を占める明るい光に満ちた空やざわめく木々の描写にて、地中海の穏やかな気候を見事に表現した作品です。
まさに、光とその陰影を多様に表現することで、大気感が絵から滲み出ています。
ルーブル美術館所蔵。
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