家路につく落ち穂拾いの女たち ジュール・ブルトン

19世紀フランスの実写主義の画家、ジュール・ブルトンの作品です。
ブルトンはフランスのブルターニュ地方の風景画や農民の様子を描いたことで有名です。
それでは具体的に観て行きましょう。
本作はミレーの「落穂拾い」とよく比較される作品です。。収穫後の田畑に散らかる穀物の茎穂を、農婦たちが拾う様子が描かれています。
麦刈りのあとに畑の落穂を拾い、自分たちの糧とする貧しい人々です。落ち穂拾いを許されているのは女性か子供、あるいは老人であり、拾ってよい場所や時間など制限がありました。
貧しいながらも満ち足りた思いで帰路につく農婦たちの表情や、まだ物足りないと地面に手を伸ばしている女など巧妙に描き分けている、幻想的で美しい作品です。
オルセー美術館所蔵。
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