フランス・ロココ絵画(優雅で美しい美術様式)の巨匠ジャン・オノレ・フラゴナールの代表作です。
フラゴナールは、稲妻のような筆遣いと快活な油絵で、ひとつの作品を約1時間で仕上げたと言われています。
それでは具体的に観て行きましょう。
ぬかるみに車輪をとられてしまっている大きな荷馬車。その向こうに仰ぐ大きな空は、嵐が過ぎ、曇りと晴れのちょうど中間点で、暗く分厚い雲と、晴れた切れ目からの鮮烈な光が差しています。
赤い服のお兄さんと仲間たちが荷馬車を一生懸命後ろから押して何とかして斜面のぬかるみから抜け出そうとしています。しかし、女の子たちは荷馬車の上にのんびり座ったままで、どことなく閑かな田園の雰囲気があります。
光とあらゆるのものに動きがあり、ドラマチックで、かつ、微笑ましくもある作品です。
ルーブル美術館所蔵。
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2+

水浴の女たち

フランス・ロココ絵画(優雅で美しい美術様式)の巨匠ジャン・オノレ・フラゴナールの代表作です。
フラゴナールは、稲妻のような筆遣いと快活な油絵で、ひとつの作品を約1時間で仕上げたと言われています。
それでは具体的に観て行きましょう。
画面右上、中央左、右下にとリズミカルに配される豊かに茂った木々や草々は裸婦たちを包み込むように描かれています。
また、画面右下から中央、そして右側にかけて描かれる複数の裸婦たちは各々が他の裸婦や自然と重なり戯れるように描かれており、その姿は喜びと生命感に溢れています。
裸婦群像と自然の互いに溶け合うかのような関係性。薔薇色に輝く赤味の差した健康的で官能性豊かな裸婦の肉体と、やや質量感に富んだ自然の黄緑色との色彩的対比。そして、柔らかい陰影描写による明瞭な色彩表現。まさにロココ絵画(優雅で美しい美術様式)の代表作です。
ルーブル美術館所蔵。
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2+

ブランコ

フランス・ロココ絵画(優雅で美しい美術様式)の大画家ジャン・オノレ・フラゴナールの代表作です。
フラゴナールの絵画の特徴は、稲妻のような筆遣いと快活な油絵で、ひとつの作品を約1時間で仕上げたと言われています。
それでは具体的に観て行きましょう。
女性はブランコで軽やかに宙を舞っています。彼女はスカートを揺らしながら履物を野ぎ棄てていますが、その視線の先には彼女の足を眺めて楽しんでいる恋人の姿があります。木々の合間から差す陽射しが、スポットライトのように享楽的な場面を鮮やかに浮かび上がらせています。自発的な瞬間と生きる歓びを捉えた作品です。
映画「アナと雪の女王」の中で、主人公のアナがブランコをこぐ場面は、本作がベースになっていると言われています。
ロンドンのザ・ウォーレス・コレクション所蔵。
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3+

エチュード

フランス・ロココ絵画の大画家ジャン・オノレ・フラゴナールの代表作です。
フラゴナールの絵画の特徴は、稲妻のような筆遣いと快活な油絵で、ひとつの作品を約1時間で仕上げたと言われています。
それでは具体的に観て行きましょう。
一人の女性が机上に書物を広げ、ふと目を上げてかたわらを見やっています。僅かに微笑みを浮かべた愛らしい表情は、比較的丁寧に書き込まれていますが、華やかな衣装は、すばやい筆使いで大まかに表現されています。
フラゴナールの特徴の即興的な筆の冴えが余すことなく示されており、僅かにめくれ上がった本のページが一瞬の光景をとらえたかのような印象を、一層強めています。
ルーブル美術館所蔵。
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