中国三大博物館の一つ。 ー 上海博物館 ー

北京の故宮博物館、南京博物館とともに中国三大博物館の一つに数えられる博物館です。
1952年に旧租界の競馬場跡地に上海市立博物館が建設され、その後数回の移転が繰り返した後、最終的に1993年、人民広場に移転が決定し、総延べ床面積39600m²の博物館が1996年に完成、同年10月12日に移転、一般公開されました。
ここの青銅器、陶磁器、書画のコレクションが凄い!

ガーデンブリッジ

蘇州から上海に戻ってきました。
ガーデンブリッジは「外白渡橋」とも呼ばれ、1907年に建設されました。「外白渡橋」の名前の由来は、かつて、イギリスの工部局は内側に木造の渡り橋を作っていましたが、中国人だけに渡り料を徴収していました。中国語の「白」は「ただ」「無料」の意味です。つまり、以前の木橋の外側にある無料で渡れる橋という意味との事。

静かでのどやかな庭園⁉ ー 藕園 ー

2000年世界文化遺産に登録。
藕園(ぐうえん)という名は、夫婦二人が隠居して、仲むつまじく暮らすという意味合いで名付けられたそうです。
本来は、静かでのどやかな庭園の筈が、世界遺産に登録された事で、人で賑わう庭園になっていたのが残念です。
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太古の時代は海中だった、虎丘。

蘇州の城外西北に位置する標高30メートルあまりの小丘。太古の時代は海中だったそうです。
春秋時代の呉王コウリョがここに葬られ、三日後には白虎がここに臥していたという伝説から虎丘と名づけられたそうです。
剣を愛した父コウリョのために息子の夫差は3000本の剣を埋めたと言われる剣池もあります。
宋代の詩人、蘇東坡の 「蘇州に遊びて虎丘に遊ばずは遺憾なり」 という句が有名。
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総延長2500Kmの大運河。 - 京杭大運河 ー

蘇州に来ました。
そして、この船で世界遺産の京杭大運河(けいこうだいうんが)をクルージング。
京杭大運河は、北京から杭州までを結ぶ、総延長2500Kmに及ぶ大運河。途中、黄河と揚子江を横断します。戦国時代より部分的に開削されてきたものを、隋の文帝と煬帝が整備、610年完成しました。

京杭大運河によって政治の中心地華北と経済の中心地江南、さらに軍事上の要地涿郡を結合し、中国統一の基盤が整備されました。この運河は、その後の歴代王朝でも活用され、現在も中国の大動脈として利用されているそうです。
2014年に世界遺産に登録されました。
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