ディオゲネスのいる風景

作者のニコラ・プッサンは17世紀フランス古典主義の巨匠です。「群像構成理論」という多人数による画面の構想理論に基づいた古典的構図に独自の世界を築き、堅牢で実直な空間表現、的確かつ演劇的な感情・心理描写、ヘレニズム彫刻など古典彫刻に倣う人体描写など、フランス古典主義の基礎を完成させた画家です。
ディオゲネスは古代ギリシアの哲学者です。アンティステネスの弟子で、ソクラテスの孫弟子に当たります。
この作品はニコラ・プッサンの晩年の作品で、風景が重要な役割を果たすようになり人物は小さく描かれて、風景の一部に溶け込んでいます。
ニコラ・プッサンが描く自然は、デッサン力により空間を秩序づけた理想化された自然です。
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