ナルボンヌの祭壇飾り布

白い絹地に黒インクでキリストの受難と復活が描かれています。祭壇をかざる布はふつうもっと派手なので、黒インクだけというのはめずらしい。
「磔刑」にされているキリストの左下の枠内で跪き祈っている人物は依頼主のフランス王シャルル5世で、右下は妻のジャンヌ・ド・ボンです。
この際段飾りはフランス南部のナルボンヌ大聖堂で、は四旬節という、復活祭前の改悛の時期にもちいられたもので、禁欲的な表現はそのためではないかと推測されています。 作者は、ジャン・ドルレアンと言われています。
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