聖女ペトロネラの埋葬と被昇天

17世紀のバロック期の画家絵画グェルチーノの作品。
本作はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂向けに描かれた祭壇画で、現在はローマのカピトリーノ美術館で展示されています。
画面の下半分に聖ペトロネラ(聖ペトロの娘)が埋葬されるシーンを描き、上半分に彼女がキリストに迎えられるシーンを描いています。聖ペトロネラのガウンは目立つ赤色で描かれていますが、全体としては涼しく描かれた天国の色の方が記憶に残ります。
下半分の俗世と上半分の超自然現象の二つの出来事を混在させることで、鑑賞者が聖ペトロネラの埋葬に立ち会い、かつ、彼女と共にキリストに迎えられているように感じるのです。
<MAP>

3+