アタランテとヒポメネス

グィード・レーニの代表作。
アタランテはギリシャ神話の女性アスリートです。アルカディア王スコイネウスは男の子を強く望んでいたので、娘アタランテが誕生すると、アタランテは丘に捨てられ、彼女はクマに育てられたと言われています。
ずば抜けた運動能力を持つアタランテは、結婚しなくて済むよう、自分との徒競走で勝った者は彼女と結婚できるが、負けた者は彼女に殺されるというルールを作りました。
誰も徒競走に挑戦する者がいない中、アタランテに恋をしたヒポメネスは、徒競走に挑戦します。恋愛の女神アフロディーテはヒッポメネスに味方し、アタランテを誘惑する三つの黄金の林檎を与えます。
レースの間、アタランテがヒポメネスより前に出ると、ヒポメネスは黄金の林檎を転がし、アタランテに林檎を拾わせる。何度も足を止められたアタランテはヒポメネスに敗れ、アタランテとヒポメネスは結婚します。
本作品はヒポメネスが転がした林檎を拾うアタランテを描いています。
人の眼を引き付ける大胆な構図と人体の優雅な動き、なびく衣、きめ細かい肌と布地の質感との対比など、様々な要素が調和し画面全体として洗練された優美さを醸し出している逸品です。
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