女占い師

この絵画はカラヴァッジョの作品です。「女占い師」には2つのバージョンがあり、原作は1594年に描かれ、ローマのカピトリーノ美術館に展示されています。2作目(本作)は1595年に描かれ、パリのルーブル美術館に展示されています。
少年は少女の顔を満足そうに見つめ、少女も少年を見つめ返しています。しかし、よく絵を見てみると、少女は少年の手を握りながら、彼の指からこっそり指輪を抜いており、少年はそれに気が付いていない様子です。
当時、このような庶民的な画題は、オランダ画家たちにより多く描かれていましたが、伝統あるローマに於いて、一流の画家であるカラヴァッジョが描いたことはセンセーショナルな出来事でした。カラヴァッジョによる世俗的な絵は彼の後継者に大きな影響を与え、ローマでも同様な風俗画が数多く描かれるようになりました。
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