豆の王様の祝宴



17世紀に活躍したフランドルの代表的な画家、ヤーコブ・ユルダーンスの作品。ウィーン美術史美術館所蔵。
ネーデルランドでは、一月の三王節に豆入りの菓子を焼き、その豆に当たった者が王となって祝宴を開き、三王節を祝う習慣がありました。
画面上部の銘文には「酩酊者よりも狂人に近きは無し」と書かれており、風刺のきいた教訓を感じさせます。楽し気な祝宴の中に、この銘文を思い起こさせる辛辣な描写がいくつも含まれています。
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