説教の後の幻影



フランスのポスト印象派の画家、ポール・ゴーギャンの作品です。
ゴーギャンの作品の中で、印象派から飛躍する重要な岐路となった作品です。
それでは具体的に観て行きましょう。
ゴーギャンは木を使って絵を2つの部分に分けています。左側には、赤い野原を背景にこぎれいな白いボンネットを被った女性たちが、模様のように描かれています。
鑑賞者の視線は、右奥側に描かれた、ヤコブが天使と格闘する幻影に吸い寄せられていきます。
クロワゾニスム(対象の質感、立体感、固有色などを否定し、輪郭線で囲んだ平坦な色面によって対象を構成する描写方法で、ポスト印象派の様式)で描かれた、
ゴーギャンが印象派から飛躍を遂げた作品です。
スコットランド国立美術館所蔵。
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