自画像 ファン・ゴッホ



オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホの作品です。
本作は、ゴッホが精神病院「サン・ポール」入院時に描かれたものです。
具体的に観て行きましょう。
作品中のゴッホは画面中央にやや斜めに構えており、白いシャツと上着を着ています。表情には厳しさがあります。ゴッホ自身の苦悩や不安が伺えます。
背景の蒼白い炎のように、うねりながら燃え立つ渦巻き模様が、ゴッホの厳しい表情を更に強調しています。
幻想的で夢遊な明るさと短く流線的なタッチは、ゴッホが晩年期に編み出した絵画技法です。
オルセー美術館所蔵。
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