皇太子バルタサール・カルロスの騎馬像



ディエーゴ・ベラスケスの作品です。
1635年、離宮ブエン・レティー口内に「諸王国の間(サロン)」が竣工し、王国の栄光を称える為、多くの絵がその長廊下に飾られました。本作品はその中の1枚で、父のフェリーベ4世国王と母のイザベル王妃の騎馬像に挟まれて設置されました。指揮棒を持ち、胸甲を着け、緋色の帯をなびかせて駿馬を駆るその姿は凛々しく勇壮で、当時の斜陽スペインの雰囲気は微塵も感じさせません。
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