清渓川。



清渓川は李氏朝鮮初期以来、周辺住民の生活排水が流入する下水道代わりの川として利用されてきたそうです。しかし1950年代から1960年代の韓国の経済成長・都市開発に伴い水質汚濁が悪化し、また川岸に朝鮮戦争の避難民などがスラムを形成しました。このためソウル市当局は清渓川を暗渠化し住民を強制移住させました。
その後、2000年代に入り市民の署名などにより清渓川復元の世論が高まったことを受け、2003年7月から2005年9月にかけ河川の復元工事が行われました(全長約5.8km)。河川の清掃・地下鉄駅舎等から出る地下水を放流するなどの水質浄化対策や親水施設の整備を行った結果、現在では市民の憩いの場となっています。

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