朝鮮の虐殺 パブロ・ピカソ



19世紀スペインのキュビスムの創始者、パブロ・ピカソの作品です。
本作は信川虐殺事件を批判し作成した作品です。
画面左側に描かれているのは、母親と子供、妊婦です。これは「信川虐殺」の最も悲劇的な事件である「400オモニ(母親)の墓」「102子供の墓」からの引用です。
右側に並ぶ兵士たちは、中世から近代にかけてのさまざまな防具を寄せ集めたような不格好な姿で、近代的ロボットのようにも見えます。しかし、下半身は尻や性器が丸出しです。
本作はピカソのキュビスム表現主義の時代(※1)の作品です。
パリのピカソ美術館所蔵。
※1:キュビスム表現主義の時代(1937年 – 1973年):ピカソがキュビスム表現主義的な作品を多く残した時代
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