十字架を担う聖アンデレ



17世紀ナポリ派の始祖的存在の巨匠フセペ・デ・リベーラの作品。
静寂の中で差し込む光で聖アンデレを浮かび上がらせることにより、聖人の深い精神性を表現しています。このような表現手法がリベーラ様式の特徴であり魅力と言われます。
聖アンデレは東方正教会(ギリシア正教)の地、ギリシアやロシアで特に崇拝されている聖人で、キリスト十二弟子のひとり。兄は十二弟子の筆頭である聖ペテロです。聖アンデレはローマ総督アイギアスの怒りを買い、笞打ち刑に加え、X形十字架へ逆さ吊りの刑に処され殉教しました。
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