ヴァイルマティ



フランスのポスト印象派の画家、ポール・ゴーギャンの作品です。
ゴーギャンが二度目のタヒチ滞在時に描いた作品です。
前景の若い女性ヴァイルマティは、半神の化身で、タヒチの伝説に登場する創造神オロの妻となった女性です。
彼女は王座のようなものに座り、後光のような背もたれはボロブドゥール寺院の浮き彫りからとられたモティーフで飾られています。
右上の角の人物にもボロブドゥール寺院の要素が見て取れます。左下の奇妙な白い鳥が爪でトカゲを捉えています。これはゴーギャン曰く「無意味な言葉の無益さ」を表しているそうです。
オルセー美術館館所蔵。
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