ヘルメットをかぶった兵士の横顔 レオナルド・ダ・ヴィンチ



15-16世紀イタリアの画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。
兵士の胸より上を左側面から描かれた肖像のデッサン画です。兵士は羽のついた兜とライオンの頭部のついた胸当てを身に付けています。
ダ・ヴィンチがヴェロッキオの工房の徒弟であった頃に、師ヴェロッキオの作品(アレクサンドロス大王とダレイオス王)を単純化して模写したものと言われています。
ダ・ヴィンチが生きていた時代、鉛筆はまだ発明されていませんでした。その為、鉛筆の代わりに銀筆(※1)を用いてデッサンを描いています。
大英博物館所蔵。
※1:銀筆:下塗りをした紙に尖らせた銀の芯で描く技法。繊細かつ緻密で半永久的に消えない線を描くことができるも、修正は困難。
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