フランコの夢と嘘 パブロ・ピカソ



19世紀スペインのキュビスムの創始者、パブロ・ピカソのキュビスム表現主義の時代(※1)の作品です。
ピカソが初めて描いた政治的内容作品で、その後のゲルニカ制作にも大きな影響を及ぼした作品です。
それでは具体的に観て行きましょう。
1コマに画像と付随する散文詩を組み合わせて描かれています。本作品は全18コマで構成された内の9コマです。4コマ漫画を連想しますね。ゲルニカの中で登場する描写が描かれていることから、本作を参考にゲルニカを描いたことが判ります。
また、本作はスペイン共和政府の資金調達を目的に、個々の画像をポストカードとして印刷し、1937年世界博覧会のスペインのパビリオンで販売する計画でしたが、実現はしませんでした。
ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵
※1:キュビスム表現主義の時代(1937年 – 1973年):ピカソがキュビスム作品を多く残した時代
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