ダンス教室 エドガー・ドガ



19世紀フランス印象派の画家、彫刻家、エドガー・ドガの作品です。
ドガが数多く手がけた踊り子の代表作のひとつです。
印象派の画家は風景画を描くことが多いですが、ドガは都会の下層階級の生きる悲しみや苦しさを題材とした作品を多く描きました。
それでは具体的に観て行きましょう。
ピアノに腰かけて背中を掻いている踊り子。どう見てもエレガントとは言えない仕草がドガらしい作品です。
一見すると、偶発的なスナップショットのような画面構成ですが、近距離から描かれる踊り子と奥の壁際の踊り子らとの極端な構図的展開は、観る者に強い印象を与えます。
ドガは「私の芸術ほど自然発生的でない芸術はかつてなかった。私の絵は熟考と巨匠たちの研究の結果である」と語っています。
オルセー美術館所蔵。
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