食前の祈り



ロココ様式時代のフランス絵画の巨匠ジャン・シメオン・シャルダンの風俗画代表作のひとつ。
何気ない日常風景の中に、フランスのブルジョワ階級の生活態度やその姿勢が示されている作品です。
それでは具体的に観て行きましょう。
柔和な光の加減や物静かで優しい空気感、落ち着いた清潔感を感じさせる色彩描写が、観る者を絵画内の生活世界へと誘い込みます。
フランスのブルジョワ階級の食事時、食事の用意をする母親がその手を止め、朱色の帽子を被り小さな椅子に座る幼い娘に視線を向け、食前の祈りを捧げるよう促がしています。食前の祈りの最初の一句は、家族の中で最年少の子が唱える習慣がありました。
宗教的かつ教育的な主題を示しつつ、微笑ましい家庭情景が描かれています。
ルーブル美術館所蔵。
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