船遊び エドゥアール・マネ



印象派の創設に影響を与え近代美術の父とも呼ばれる、フランス画家エドゥアール・マネの作品(1874年頃)です。セーヌ川で舟遊びを楽しむ男女を描いており、水平線を描かず場面と対象のみを切り取った、日本の版画的な構図と構成が特徴の作品です。
それでは具体的に観て行きましょう。
舟遊びを楽しむ男女と船は柔らかな陽光を浴び、輝きを帯びながら画面内へ大胆に配され、日本の版画のようにフレームで切り取られています。女性が身に着ける衣服の縦縞模様の荒々しい筆触は、光の表現において印象的な効果を生み出しています。また青々としたセーヌ川水面は、反射する陽光によって多様な色彩的表情を見せているほか、繊細で鮮やかな色彩描写は自然と観る者の視線を傾けさせる事に成功しています。
ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵
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