玉座の聖母子と五聖人 ラファエッロ・サンツィオ



古典主義絵画の祖のイタリア画家、ラファエッロ・サンツィオの初期の作品(1504年頃)です。
ラファエッロがペルージャのフランシスコ会サンタントニオ修道院のために描いた祭壇画で、現在はニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されており、アメリカに唯一あるラファエッロの祭壇画となっています。
それでは具体的に観て行きましょう。
聖ペテロ、カトリーヌ、ルーシー、聖パウロ、若き日の洗礼者ヨハネ、若き日のイエス・キリストが玉座に座っている様子を描いています。キリストは聖母マリアの膝の上に座っており、聖母マリアの足元にいる洗礼者ヨハネを祝福しているのが見えます。他の4人の聖人(聖ペテロ、聖カタリナ、聖ルチア、聖パウロ)も玉座の周りに集まり、感謝の祈りを行っています。
聖母マリアが玉座に座っているのは、カトリック教会の信者の間では、聖母マリアが世界の救世主であると考えられているためです。感謝の祈りが行われている四角い部分は、背景に丘や塔、植物などが描かれている世界を表し、半円の天蓋は、神と二人の天使がいる神の世界を表しています。
ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵。
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