春(ラ・プリマヴェーラ)



この作品は「ヴィーナスの誕生」と対をなし、天上のヴィーナスの降臨を描いた「ヴィーナスの誕生」に対して、地上のヴィーナスの王国を描いた「春」と言われています。
右から順番に春を運んでくるという西風の神ゼフュロス、花の女神フローラ、 そしてフローラの口からは花が出ていて、その隣の春の女神プリマヴェーラに変身するところが描かれています。
プリマヴェーラの左には地上のヴィーナスがいて、その上にはヴィーナスの子どもであるアモール(キューピッド)が 恋に落ちる矢を左側の三美神に向けています。よく見るとその三美神は絵の中心から背をそむけている男性、メルクリウスの方を見つめてます。
このメルクリウスは、理性を象徴する、ギリシャ神話の商業神で、カドゥケウスという杖で雲を払っている様子が描かれています。 「これは地上のヴィーナスの国から天上のヴィーナスの国を覗いている」という解釈がされています。
ルネッサンス期のイタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの作品です。
<MAP>

4+
広告


コメントを残す

avatar
  Subscribe  
更新通知を受け取る »