ヴォジラールの野菜栽培 ポール・ゴーギャン



フランスのポスト印象派の画家、ポール・ゴーギャンの初期の作品(1879年)です。
本作は1880年の第5回印象派展に出展した8作品の中の1作品で、ゴーギャンの印象派画家としてのデビュー作となった作品です。
それでは具体的に観て行きましょう。
パリ郊外のヴォジラールの建造物と周辺の田園地帯を描いています。当時ゴーギャンは家族と共にこの地域に住んでいました。ゴーギャンは、前景に煙突と屋根を描くことによって、自分自身の存在をほのめかしています。前景の建物はゴーギャンの家と言われています。
郊外の田園地帯を題材にするところや短く対角線上に描く筆法から、当時のゴーギャンがカミーユ・ピサロの影響を受けていたことが判ります。また、継ぎはぎのような描き方はポール・セザンヌの影響が見てとれます。
本作はゴーギャンがやり手の投資家だった時代のもので、当時は画業はゴーギャンにとって副業にすぎませんでした。
アメリカのスミス大学美術館所蔵。
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