パルナッソス ラファエッロ・サンツィオ



古典主義絵画の祖のイタリア画家、ラファエッロ・サンツィオの作品(1511年頃)です。
本作はバチカン宮殿の「ラファエッロの間」に展示されている作品です。「ラファエッロの間」は、哲学、宗教、詩作、法律の4つの部屋で構成されています。本作品は詩作に展示されています。
それでは具体的に観て行きましょう。
「パルナッソス」は、音楽や叙事詩の聖地とされるギリシアの山で、音楽や弓、医術、予言を司るとされる太陽神アポロが祭られています。ラファエッロがパルナッソス山を絵の舞台に選んだのは、デルフィがその斜面にあったからだと言われています。
デルフィは、詩や音楽などの芸術を司るアポロン神の聖なる神殿があった場所で、太陽神アポロンが中心的存在でした。本作では、木の下で休んでいるアポロンがリラ・ダ・ブラッチョを演奏し、その周りをさまざまな著名な詩人や9人の女神たちが取り囲んでいます。
当時の絵画は主に卵テンペラが使われていましたが、ラファエッロの絵を見ると、影の深さや色の豊かさを表現するために、先進的に油絵の具を使ったと考えられています。
バチカン美術館所蔵。
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