アテナイの学堂 ラファエッロ・サンツィオ



古典主義絵画の祖のイタリア画家、ラファエッロ・サンツィオの作品(1511年頃)です。
このフレスコ壁画は、盛期ルネッサンス期の最高傑作の一つと言われており、ラファエッロの作品の中で最もよく知られている作品です。「聖体の論議」「パスナッソス」と共にバチカン宮殿の署名の間に飾られています。
それでは具体的に観て行きましょう。
古代の偉大な科学者、数学者、哲学者たちが描かれています。彼らはそれぞれ異なる時代に生きていましたが、絵の中では一緒に描かれています。
21人の男性が学堂で仕事をしたり、会話をしたり、ゲームをしたりしています。この絵の全体像の中で、建築物の中央の消失点に2人の著名な人物が描かれています。
それは、アリストテレス(右)とプラトン(左)です。プラトンは白髪の賢そうな老人で、「ティマイオス」手にしています。また学堂内にはたくさんの彫像があります。そのひとつが、ギリシャ神話の音楽・光・弓の神であるアポロンの像で、竪琴を持っています。知恵の女神であるアテナやミネルバの像も描かれています。また有名なギリシャの数学者ピタゴラス、アラビアの哲学者アヴェロエス、ユークリッドやアルキメデス、ペルシャの天文学者・哲学者ゾロアスター、キニク派の哲学者ディオゲネス、画家ソドマ、建築家ブラマンテなども描かれています。
プラトンとアリストテレスの頭上にはドーム状の部分があり、市松模様の床、水平な平面、柱など、全体的に豊かな雰囲気を醸し出しています。
バチカン美術館所蔵。
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